一年に数回のメールでは　いつも考えすぎる。
あなたの気に入る返答ができるようにと。
どれもが的確ではなかったと　うじうじヘコむ。
そして　今すぐあなたが死んでくれたらいいのにと思う。
こんなにも心を揺さぶられてしまうなら。

一年に1・2度の電話ではいつも長電話になる。
メールよりずっといい。腹の探り合いが最小で済むから。

この間あなたが初めて弱音を吐いた時　嬉しくて仕方なかった。
ストレスで7kgも痩せたと聞いたのに。
これが愛なら　心配するんでしょう？
でもね。いつも余裕シャクシャクのあなただから
どうしたって太刀打ちできないあなただから
私は初めて同じ地平に立てた気がして　気分がよかったんだよ。

あなたと最後に会ったのはいつだったかな。
あなたと会う時はいつも困ってしまう。
目の前にすると　何を話していいのか分からなくなって。

それは独占欲とそれが叶わない憎しみ。
それでも自分から終わらせることの出来ない荊。

そらぞらしい甘い言葉も　たまにくれるメールの内容も

それはあなたの自己陶酔。

私のことを思っての内容ではない。

あなたを社会的には評価してるけど

人として見下してることを知ってる？

おかしくなる位好きになってみせてよ。

それが出来ないのなら　フェイドアウトしてってよ。

そしてあなたを崇拝しちゃう彼女とうまくやっていきなよ。

私の手当たり次第の支配欲を　過剰に満たせないのなら。

まず無理だね。あなたが好きなのはあなた自身だけだから。

私が大事なのは　私自身だけなように。

あの人に電話した。

もう4年も経つのに　あの頃と変わらない位

狂おしい程　あの人が好きだった。

何度も言いそうになった。

あなたが一番好きだと。

あなたが居れば　他に何も要らないと。

それを言った瞬間　すべてが壊れてしまうね。

それも5年前から変わらないこと。

鬱アンド深刻な過食嘔吐になる前は、

恋愛依存ちうか男性依存的だったワタクシ。

男の人と友達で居れないんだな。

結婚してからもいろんな男の人と関係があったわけで。

とにかく男性の好意無しには居られなかった。

好きにさせよう、私にハマらせよう、としてしまうわけです。

体の関係が終わってからは友達、ちうのはあるけど。

もう終わったと思ってたけど、先生の言うとおりだったな。

ここは断固拒否らねば。旦那さんに悪い。

過食も浮気も、いけないことはなんでこんなに魅力的なのか。

愛あふれる言葉も
憎しみに満ちた言葉も
いくらでも吐けるけど。
あなたの想いを受け取るだけ受け取って
何も反応しないでいるのです。

あなたは私の中で殺してしまったから。

それでも未だに　臆病に　卑しく　密かに
貪欲にあなたの想いほしがって　いる。

私が　何度でも　めちゃくちゃに　切りつけてやりたいのは
その傷口を　流れる血を　痛みを　確認したいのは

あなたなのか　それとも　私自身なのか

分からなく　なる。

結局私は　普遍的な愛情を信じていないのでしょう。

不変の愛情も。

だから相手の些細な言動に　その都度うろたえ

相手の望むベストな言動ができなかったと　後悔するのでしょう。

その人の望む私であった時だけ　愛されるのだという

一般には否定されるであろう思い込みは

既に私を成す一部であり　捨て去ることなど　不可能に思える

たった1回返事が来ないだけで　こんなにも心が痛む。

たった1回のメールの言葉で　心が痛む。

私の独占欲が　
もっと愛されたい　もっと相手の期待する自分でありたいという欲望が
心を掻き乱す。

自己防衛機能が働く。

もう相手は私のことを必要としなくなったのだ。
何かがきっかけで　私を嫌いになったのだ。

私はあなたは死んだものと思うことにしたわ。
あなたももう私の記憶など無くしているわね？

1年に何度か思い出す位なら
私のことなど忘れてしまって。連絡などよこさないで。
それで私の心がこんなにも乱れることを
あなたは知りもしないでしょう？

その都度あなたを殺すことを
あなたは想像すらできないでしょう？

執着は恐怖だわ。失う位なら持たないわ。

私の感情は　私の心を揺さぶりすぎる。
立っていられなくなる。

私の内に激情が存在することすら忘れてしまう位の
あの無感の地に　再び戻るのよ。

「大切なものは失って初めて気付く」なんて嘘でしょう。

いつだって終わりを想定してた。

ただどんな予測も覚悟も

現実に訪れた時の痛みには　遠く及ばないだけなんだ。

あなたを愛していた。

時が過ぎた今それだけを切実に思う。

あなたを愛していた。

それだけはあなたに言えなかった。

あなたを愛していた。

愛の定義なんか知らないけど。

あなたを愛していた。

それだけ。

愛してるって何ですか。

現状に則してない言葉は　むなしいだけだよ

誰かの記憶に残りたいと　強く思った。

＞私の腕は　どうしてあの日　
＞あなたを抱いて殺めなかった？
＞これ以上など　ありえないなら
＞この手であの日　殺めたかった。

＞いつかまた　あんなふうに　誰かを憎むのかな
＞だとしたら　もっともっと　抱きしめて
＞トゲのように心に刺さればいい
＞あなたに　ずっとずっと　残ればいい

同じくらい強く　誰の記憶にも残りたくないと思った。
透明人間になりたいと思った。
なれなかったから　
持て余すほどの情熱を殺して
視力を悪くして
心と視界に壁を作った。

なんて弱いんだろう

1年半ぶりの電話。2時間の会話。

「この際だから言っちゃうけど」

あなたは笑いながら、ためらいながらそのセリフを繰り返して。
私はどきどきしながら待った。

「俺、毎日麻由と話してるよ。んで、なぁ？って
　言って一人で笑ってんの」

「うははははは！なんか目に浮かぶ！」

「なぁ？ふははははは！」

1年半。その長くて短い空白の間を想って。
この先も　余程のことが無い限り
連絡を取り合わないだろう私達のこれからを想って。
あまりに、あまりに嬉しくて泣けてしまって
私はバカ笑いするしかなくて。
二人でしばらく笑いたおして。

その眩しすぎる言葉たちを、時間を、
私は泣きながら笑って思い出すんだろう。

その瞬間その瞬間に正直であろうとするあまり

自分で自分をごまかせないあまり

自分をうそつきと呼んでた君の

笑った顔と静かな眼。

あなたなら分かるでしょう？
私は「あなたを」信じると言ったのよ。

不意打ちで単発のあなたからのメールでした。

相変わらず全然うまくできない私は
そのことで自分を卑下して
まだあなたを馬鹿みたいに好きなことを痛感して

伝えられずに死んでいった言葉たちの、なんと多いことだろう。
言わなくても伝わること
言わなければ伝わらないこと
言葉にすれば嘘になってしまうこと
全部が本当で
でもあなたは「言っても伝わらないこと」だけはないと
私が信じる、たった二人のうちの一人でした。
それなのにあなたに伝えられない言葉の、なんと多いことだろう。
言葉以外に伝わりあってしまうことの多さに
がんじがらめになりました。

出会わなければよかったと思ったことは
一度もないよ。
ただ出会ってから1年半かけて分かったことは
私はあなたの傍には居れない生き物だということでした。

あなたが私を一瞬でも思い出したことに、
メールまで打った労力に　くらくらして。
相変わらず駄目駄目な自分が嫌になって。

いつもそれで最後の覚悟をして。

すべてを信じることと
すべてを信じないことは

結構一緒。

俺を信じろ。って言う人が嫌いで
それは人に期待しすぎる自分の裏返しで。

俺を信じるな。って唯一言った人を好きになり
根本的に嘘をつかなかったその人を
多分一番信頼した。
その人の言葉ではなく
その人自身を。

気づいたら　あなたが消えてしまってた。

痛みは日々に麻痺して
淡く鈍くなってきてた。

あの日々は　あの頃のあなたと過ごした私は
そしてあなたは　マボロシだったのかとさえ。

それを加速させるように　消えてしまった。

あの頃とは　住んでる所も　私の仕事も　環境も
すべてがまったく違っていて

いちばん違うのはあなたがいないこと。

マボロシだったのかと。

今もあなたを思い出さない日はないのに

こんなにも、こんなにも遠くに　来てしまった。

元気か？うー、我慢もそろそろ限界だなぁ。
逢いたいよう。
いろんな女と遊んだりするけど、
最後には麻由に会いたくなる。
責任とってぎうしにきてくんないか？
そんなこと思いながら麻由の幸せを祈りながら。
麻由を一番幸せにできるのは俺だって信じてるけどな(笑

1ヶ月ぶりくらいのメール。
もう終わったんだと思ってた。
未だにわからない。
その昔、私の何があなたを惹きつけたのか。
なんでまだ気にかけてくれたりするのか。
あなたは私にはもったいなさすぎて。
私はどこかであなたを好きにはなりきれなくて。
静かに忘れてくんだと思ってた。
でも
嬉しかったんだ。
メール貰った時、いろんなこと考えたけど
誕生日も忘れてたあなただけど(私もあなたの忘れてたけど）
やっぱり私は嬉しいんだと思った。
そんな自分がいやだった。
でも昨日の眠りは安らかだった。
返事は　まだ　してない。

調子にのりそうになるといつも自分を戒める。
「お前は全然誰かの特別なんかじゃない」
「数あるなかに奇跡的にいさせてもらってるだけだ」
「調子にのるな」

誰かの、たった一人の特別、に　なりたい。
ごちゃごちゃ理論武装したって
結局は
わたしだけ、っていうのに　焦がれて。

別にそんなに好きじゃない人でも
相手に言われたら
「好きだよ」「愛してるよ」なんて平気で言える。

私は高校までモテなかったので少しでも好意をよせられたら
ほいほい好意をあげる。
体だけ目当てなんてのもそれはそれでありがたい話だ。

たまに勘違いして「麻由は俺のこと大好きだからなー」
とか言う人がいるけど、げっそりする。
好きでもないのにそういうそぶりを見せる自分が悪い。

地方に住んでるけどたまに都心に行く。
そういう時メル友とあったりして気に入られると
必ず言われる。
「会いにいきたい。それが駄目なら次いつ会えるのか
　教えてほしい。それがあればがんばれる」
行くのは突発的だからいつとかは言えない。
会いに来られるのもマズい。
いつ会える？って言葉は負担だ。

でもこういうのは長く続いたりしない。
私にそんな魅力なんてないからだ。
なんとなく連絡の頻度が減って自然消滅したり、
私が夫と別れないと知ると離れていったり。
自分からすがったりもしない。
そしてまた新しい人を探す。
いくつまで続けられるかな。。

夫と付き合い始めてから関係した人達。
元カレ。バイトの店長。就職した先の上司。仕事のお客さん。
同僚。友達の友達、2人。合コン相手。メル友。その他。
今初めて数えたら12人でした。
100人斬りとかいう人もいるから全然たいしたことない数なんだろう。
別にえっち好きなわけではない。
いったこともない。長い人はうんざりする。
こんにちわと挨拶することとえっちすることの間に
そんなに大差なんてないと思うのだ。
必要としてくらたら相当ひどくない限り誰でも何でもいい。

もっとおかしくなってよ
私が欲しいと泣いてよ
もっと苦しんでよ

それで私は安心できる

自己中で残酷でも
私が欲しいのはそれだ。

とかいって
ストーキングされたらされたで
留守電に「今から死にます」って
入れられたら入れられたで
その時はうんざりするんだけど
どこかで安心している