私は幸せだよ。 それが何?

私は恵まれてるよ。 それで?

死にたくて 死ねなくて

まだ のうのうと 生きてるよ
面接に落ちたり 下剤一日40錠飲んだり

過食嘔吐を4日連続でやって吐けなくて太ったり

今週末温泉に行かなければいけなくなったり

客をきったり 夜の店にシフト減らされたり

旦那さんが一週間出張で居なかったり

妙に寂しさにとりつかれたり

些細なことでイライラしたり

医者に渡した思ってること書いた紙 無造作に返されて 

ムカついてビリビリにして 道端で燃やしたり 

なんだろう。

そう、泣きたいのに。

わけも分からず 泣きじゃくりたいのに

一滴の涙も出てきやしません。


泣けないならもう 死ぬしか ないじゃん。

かかえきれない。
行ってきました。旦那さんの親戚の方が亡くなり。

事の運びとか全てが初体験で。

1度顔を合わせた程度で顔も覚えていない方なので

はっきり言って悲しくはなく客観的にそこに居た。

焼香や読経の間、そこに死体があるのが不思議な感じがした。

私はこの豪華セットや焼香や読経はいらないと思った。

だって、もう、完全に、生きている人間では、ない。

初めて死体を見た。死化粧のせいでリアル感が無かった。

私が首吊りで死んだら、(自殺で葬儀はしないだろうが)

がんばっても見れる顔にはならないだろうなと思った。

顔を撫でて泣く家族。彼らにとっては「死体」ではなく「彼」。

肉体が焼けて骨になるには業火で約2時間。結構かかるんだなと。

お骨を拾う時、思ったより形がはっきり残っていた。

骨は骨であり、さっきの死体とさえ別モノに思えた。

全てにおいてリアル感がまったく無かった。

近しい人であれば全然別だったんだろう。

一般的に、年をとればとる程多くの知り合いの死と死体に向き合う。

そうやって人は序々に死を自分に取り込んでいくんだなと思った。

なにはともあれ寝不足と過食嘔吐で気持ち悪い。

寝よう。死んだように?「死んだように」なんてない。

死は、絶対的に、死だった。

死んだように寝ることも死んだように生きることも、ありえなかった。

私は何はともあれ生きている人間で、生きてるから寝る。

自分の手を見つめた。
死んでいるような日々から 自らの生を成す日々へ。

自らの生の為に 死を選ぶ。

何が 違ったのだろう。

そうするしかなかった、という言い訳。

それも 自らの生。
スクリーンに向かって

キーボードを打つ。

文字が変換され 確定されて そこに綴られる。

その瞬間。

その瞬間ごとに 生きてる証を 刻んだ ような 気が ふと。

あまりにも不確かで ぼんやりしすぎていて。それでも。

甘え・2

2005年2月8日 死について
旦那さんの帰りが遅いと嬉しい。そこは私の世界。
それでもここに帰ってきてくれる安心も また別の甘美。

いっそ壊れてしまえばいい。
あなたのせいで死ねないし
あなたのおかげで現実に戻る。
ドアを開けたら 真っ白な世界が広がっていて

雪が街を覆って ふわふわと雪が舞って

なんてやすらかな 死にふさわしい光景だろうと

しばらく見とれていた。
死にたい 死にたい

なんで生きてるの なんでまだのうのうと

旦那さんとその親戚に社会的迷惑をかける

さすがの旦那さんもかなりの精神的ダメージを受けるだろう

つらくて つらくて 大変だろう

それを思うと自殺できない ずっとそれだけが気がかりで

でも旦那さん 何度も 何度も もう限界だと思うの

何の準備もせずに 今すぐ自由になりたいと思うの

どうしたらいいの どうしたらいいの

ごめん ごめん ごめん ごめん
昔から 私の心を一番大きく、長く揺さぶったのは
優越感の裏返しの 劣等感だったように思う。

誰よりも注目されたいと願い
それが叶わない現実を痛感し続け
劣等感と嫉妬に苛まれて 翻弄される

特別でありたいと願い
平凡の下である自分に嫌気がさしつつも
人と比べることをやめられず
自分は世界で最も劣る人間だと言い聞かせる

人と接触しなくなって
しばらく忘れていたその感覚が
あることをきっかけに昨日よみがえってしまった。

ああ神様、もし居るのなら
また元のように 自分の抑えきれない感情に
揺さぶられることなく
死んだように生きる日々に戻れますように。
人の自分に対する評価というものを忘れ去って
凪のような心で居られますように。

そうでなければ このまま自分を苛み続けて
自らを死に追い込めますように。

睡眠と、死

2003年10月16日 死について
は、よく似ているように思う

考えることから、人間らしい生活をすることから
逃げ回って

毎日睡眠薬をのんでは12時間以上眠る

その間だけ自発的になることから開放されて

起きている間は常に罪悪感がつきまとう。

気づいてるんでしょう?
とっくの昔に行き止まりまで来てしまってることを。
夕暮れから、完全に日が落ちるまでの薄青い間、

私は車の中で旦那さんを待ちながら

公園に一人たたずむホームレスの人を見ていました。

深刻にひとりぼっちな気持ちになっていた私は

その人に「なぜ死なないの?何のために生きてるの?」

と心の中で問い掛けていました。

それがそのまま自分への問いだと知りながら。
死ぬのを恐れてしまうこと