昔から 私の心を一番大きく、長く揺さぶったのは
優越感の裏返しの 劣等感だったように思う。

誰よりも注目されたいと願い
それが叶わない現実を痛感し続け
劣等感と嫉妬に苛まれて 翻弄される

特別でありたいと願い
平凡の下である自分に嫌気がさしつつも
人と比べることをやめられず
自分は世界で最も劣る人間だと言い聞かせる

人と接触しなくなって
しばらく忘れていたその感覚が
あることをきっかけに昨日よみがえってしまった。

ああ神様、もし居るのなら
また元のように 自分の抑えきれない感情に
揺さぶられることなく
死んだように生きる日々に戻れますように。
人の自分に対する評価というものを忘れ去って
凪のような心で居られますように。

そうでなければ このまま自分を苛み続けて
自らを死に追い込めますように。

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